荷重と加重

荷重と加重

荷重と加重の違いを理解深てみよう。

「荷重」と「加重」は似ているようで、ニュアンスが違います。
とくにライディングを言語化するなら、整理しておくとかなり使えます。

荷重(かじゅう)

意味:すでに“乗っている重さ”

物体に自然にかかっている重さ・力のこと。
静的な状態でも成立します。

例:
・机の上に置いたダンベル → 机にはダンベルの荷重がかかっている
・自転車にまたがって止まっている状態 → タイヤには体重の荷重

👉 キーワードは
「存在している重さ」

加重(かじゅう)

意味:意図的に“重さを足すこと”

もともとの荷重に対して、さらに重さを加える動作や操作。

例:
・体を沈み込ませてタイヤを押さえつける → 加重
・コーナーで外足を踏み込む → 加重
・ポンピングで地面を押す → 加重

👉 キーワードは
「操作として重さを増やす」

ライディングで整理すると

| 状態 | 用語 |
| --------- | -- |
| ただ乗っている | 荷重 |
| 意図して押している | 加重 |

つまり、
> 荷重は「状態」
> 加重は「アクション」

さらに深掘り

実際のライドでは、
1. まず基本荷重(ニュートラルポジション)
2. 必要な瞬間に加重
3. 抜重(重さを抜く)
この3つが循環しています。

うまいライダーほど、
荷重を安定させ、加重を瞬間的にコントロールしている

つまり、荷重を安定させることが上手だから、加重を始められる状態をつくれる。
なので、安定しない荷重のまま乗っているライダーは、加重っぽい動作だけをがんばってる状態になるので「パンプトラックって、疲れるよね」っていうパンプアップな過重になる。
なので、パンプトラックの実態はエクササイズにもなる。